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近藤共弘 『練習ラウンドから緊張』

18番ホールをプレーし終わると、開口一番「早く始まって欲しい!」
この言葉の裏には、ゴルフの調子の良さの裏付けがあるのだろう。
「もちろんメジャー大会なので当然難しいけど、何とかなると思う。コースもわかったし、特にアプローチとパターがいい感じ。ショットをする時に、ドローで打つのかフェードで打つのか、風にぶつけるのか乗せるのか、きちんと決めてからショットするようにしないといけない。良いイメージはだいぶ出てきている。」
2年ぶりに出場する全英オープンは、メリハリをつけてプレーする必要があると感じたようだ。

この日、近藤が1番ホールをスタートしたのは13:40。これは明日のスタート時間を想定してのものだ。
「今日は風もそんなに強くなくて穏やかだったけれども、明日以降はどうなるかわからない。風が強く吹くと、ボールがどれだけ転がるかわからないのでクラブ選択に迷う。グリーンまわりのバンカーには入れてもいいけど、フェアウェイにあるポットバンカーにだけは入れてはいけない。ティーショットをドライバーで打ってバンカーに入ってしまうのは仕方ないけど、刻んでバンカーに入れちゃ絶対にダメ。」

近藤は全英オープンの雰囲気が大好きなようで、「やっぱり全英オープンは最高の雰囲気。練習ラウンドなのに1番ホールのティーショットを打つ時にすごく緊張する。明日から本戦が始まるのでもっと緊張すると思うけど、その中でもいつも通りのプレーができれば予選通過できるはず。大たたきしないように気を付けて、粘ってプレーしますよ!ってカンジ。」
最後は記者に最高の笑顔を見せクラブハウスに引き上げて行った。

近藤は明日、現地時間13:42(日本時間16日21:42)に、トッド・ハミルトン、ソレン・ハンセンと同組でスタートする。

一昨年の失敗は繰り返さない。今年の近藤に注目したい。

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