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賞金王・伊沢利光は9位タイ

「オーガスタに近いグリーンでも、タッチがあっていた」
賞金王・伊沢利光は9位タイ

首位と2打差の3位からスタートした伊沢は、4番パー5でピン奥15メートルに2オン成功。下りの、この長いイーグルパットを沈めて一時トップに踊り出たが、反撃はここまでだった。そのあとのホールで精彩を欠き、通算3オーバーの9位タイで開幕戦を終えた。

国内初戦でのVは逃したものの、4月のマスターズトーナメントにむけて、手ごたえは掴んだ。「オーガスタに近いほど速かった」という東建多度カントリークラブ・名古屋のグリーンで、ツアーでは初使用の中尺パターの感触も上々だった。

「ガラス」とたとえられるオーガスタの高速グリーンを想定して、8や9アイアン、ときにはこれまで使ったこともなかったという7アイアンで転がして寄せるアプローチにもトライするなど、3月31日の渡米にむけ準備は整いつつあるようだ。

写真=最終日の4番で、長いイーグルパットを決めて、同組の片山晋呉(=左)の賞賛を受ける伊沢

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