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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦 2014

第1回霞ヶ浦スナッグゴルフ大会には45人が参加

自己紹介と握手をしてスタート

近藤共弘がツアー6勝目を圧勝で飾った、HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦の、最終日のその同じ会場内で、はじめてとなる第1回霞ヶ浦スナッグゴルフ大会が開催され、地元の美浦村と近隣で活動が継続されている千葉県印西市からの交流参加を含め45人の小学生が出場して、日ごろの練習の成果を競い合った。

大会は、最終組がハーフターンをしたばかりの10番と11番ホールのフェアウェイに、スナッグゴルフ特設コースを作り、トーナメント最高峰ともいえるメンテナンスで、これまでに例のない程の高速グリーンに仕上がっていて、アンジュレーション豊かな起伏と傾斜は、選手たちに試練を与えた。
しかし、後半に入ると、転がり具合や曲がり具合のコツをつかみ、集計所に集まる子どもたちの表情は笑顔に戻ってスコア状況を見つめた。

競技は、3年生から6年生までの学年別によって争われ、難コースを2オーバーでまわった安中小学校6年の石島颯太くん、殿内和貴くん、木原小学校5年の香月則誠くんの3人が並んだが、9番ホールからのカウントバックにより、石島颯太くんが初代総合優勝者の栄冠をつかんだ。石島くんは表彰式で、「優勝できてとても嬉しいです。この喜びは安中小学校のみんなに伝えたいです。そしてゴルフを続けていきたいです。」とスピーチして大きな祝福の拍手を受けた。
尚、交流の部として参加した、千葉県印西市の小学生の部は、4年生ながら9アンダー24ストロークで優勝した印西市立西の原小学校の松岡亮汰くんをはじめ、多くの選手がアンダーパーを叩き出し、印西市スナッグゴルフ大会を通じて、総武カントリークラブ総武コースで歴史を重ねてきた実績と経験からの貫録を見せた。

HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦を主催する株式会社平和PGMホールディングス株式会社、共催する一般社団法人日本ゴルフツアー機構、そして公益財団法人ジュニアゴルファー育成財団では、大会を通じた地域社会との連携により、地元の子どもたちがゴルフに触れる機会を提供し、新しいスポーツへの取り組みを応援しており、大会までに美浦村内3校全校にスナッグゴルフ・スクールセットを寄贈し、各校での実技講習会が行われてきた。10月16日には本大会に出場している横田真一も美浦村立木原小学校を訪れて、子どもたちとの楽しいひとときを過ごした。
そしてこの日も、株式会社平和とPGMホールディング株式会社からは、社員の方々がスコアラーとして協力し、子どもたちのがんばりを後押しした。

また、会場の美浦ゴルフ倶楽部から徒歩で来場できる立地の美浦村立安中小学校では、7年前よりゴルフ同好会が設立され、月に1度、美浦ゴルフ倶楽部の練習場や練習グリーンを利用しての練習が行われており、今年度は、5年生と6年生41名のうち、半数以上の23名がゴルフ同好会に所属していて、美浦ゴルフ倶楽部のコースの皆さんの協力により、ジュニア育成に継続して力を注いで頂いており、その成果が今大会でも安中小学校が上位を占める結果につながったようだ。

第1回霞ヶ浦スナッグゴルフ大会を皮切りに、美浦村での新しいゴルフの歴史が幕を開けた。

HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦キッズイベント
第1回霞ヶ浦スナッグゴルフ大会成績上位 (9ホール/390ヤード/パー33)

★総合優勝&6年生の部優勝
石島颯太 美浦村立安中小学校 35
●5年生の部優勝
香月則誠 美浦村立木原小学校 35
●4年生の部優勝
小村真央 美浦村立大谷小学校 68
●3年生の部優勝
松本和希 美浦村立安中小学校 36
■交流の部優勝
6年生 愛甲達也 印西市立西の原小学校 25
5年生 板橋美心 印西市立高花小学校 31
4年生 松岡亮汰 印西市立西の原小学校 24
3年生 太田龍将 印西市立西の原小学校 26
※同スコアの場合は9番ホールからのカウントバックで順位を決定
◆ホールインワン賞
宮川紗輝(印西市立西の原小学校6年) 8番ホール20ヤード
松本佳苗(美浦村立安中小学校5年) 8番ホール20ヤード
那須正昭(印西市立原山小学校4年) 8番ホール20ヤード

★全ての成績は「コチラ」よりご覧いただけます。

  • 最高のメンテナンスのフェアウェイで競い合った
  • 初代総合優勝の美浦村立安中小学校6年の石島颯太くんと公益財団法人ジュニアゴルファー育成財団の町田徹事務局長
  • 優勝スピーチの様子

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