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HEIWA・PGM Challenge I 〜Road to CHAMPIONSHIP 2017

小浦和也はプレーオフで敗れ、悔しさを隠せず

小浦和也
小浦和也は3ホールに及ぶ嘉数光倫とのプレーオフに敗れた。3ホール目になり、カップの位置を切り替え、さらにティーグランドも前のティーを使用した。そのため、持ち球がフェードの小浦にとっては、左の木が邪魔になり「ボールを上げようとして体が浮いていしまった」ティーショットは右のラフに入ってしまった。「2オン狙いでバーディが獲れる」設定だったのだが、ラフに入れたことで2打目を刻まざるを得なくなった。「あれが痛かった。ダメでしたね」とホールアウト後に悔やんだ。結局、3打目をピン手前3メートルにつけたが、バーディパットはわずかに弱く、カップの手前で無情にも切れた。第2打でグリーン右まで持ってきていた嘉数は、アプローチを寄せてバーディを決め、勝利を決めた。

小浦は「ベストを尽くしたので仕方ない。でも悔しいですね」と悔しさを隠さなかった。昨年はクォリファイングトーナメントもサードで失敗し、今年はチャレンジにも出場がままならない。今週は関西オープンに多くの選手が出場しているために、機会が回ってきた。「このチャンスを活かせないと。そう簡単には勝てない」と優勝を狙っていた。勝てば今年のチャレンジトーナメントには出場することができる。負けたことで直近の試合15位以内の資格で次のチャレンジトーナメントには出場できるが、15位以内を続けていかなくては試合に出ることができない。1試合でも失敗すれば終わりだ。それだけに勝ちたかった。

「これじゃダメ。あとがない状態でつながったけど、勝てる時に勝たないと。また頑張らないと次の試合に出られない。プレーオフ負けは悔しい」と最後に語った。この悔しさをばねに、次のISPSハンダグローバルチャレンジカップ(6/7〜9 裾野CC)に挑む。
  • プレーオフで敗れ、肩を落とす小浦和也(右)

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