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JGTO会長 青木功より新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

日ごろは一般社団法人日本ゴルフツアー機構の諸活動に多大なるご理解とご協力をいただき、心より厚く御礼を申し上げます。


昨年を振り返ってみますと、引き続き新型コロナウイルスの感染拡大が続き、社会情勢も私たちの生活スタイルも大きく変わった1年となりました。


そのような中におきましても、1月のSMBCシンガポールオープンに続き、3月の国内開幕戦を無事開催することができ、そして12月の最終戦まで、ツアートーナメント27試合、ABEMAツアー14試合を終えることが出来ました。


このように1年を通してジャパンゴルフツアーを開催できましたことは、何よりも、大会を主催、ご支援いただきました主催者の皆さま方、協賛社の皆さま方の大変なご尽力と情熱の賜物であります。


深く感謝申し上げます。


コロナ禍においての様々な制限がある中での2022年のシーズンでしたが、昨年は男子ゴルフ界にとっての大きな出来事がいくつかありました。

その中でも、6月に開催されましたABEMAツアー『ジャパンクリエイトチャレンジin福岡雷山』におきまして、アマチュアで大学4年生の蟬川泰果選手がABEMAツアー史上5人目となるアマチュアとしての優勝を飾り、さらに9月に開催されましたツアートーナメント『パナソニックオープン』おいてもツアー史上6人目となるアマチュアでの優勝を飾りました。


蟬川選手の快進撃はこれに留まらず、10月に開催されました『日本オープンゴルフ選手権競技』でもアマチュアとして優勝し、長い男子ゴルフの歴史の中で史上初となる、ツアートーナメントにおいてのアマチュアによる複数回優勝を達成しました。


このことはゴルフ界に大きな衝撃を与えたのはもちろんのこと、ジャパンゴルフツアーのツアーメンバー達もおおいに触発され、特に20歳代の台頭が顕著な1年となりました。


このような素晴らしい、ゴルフ界の歴史を変える出来事があり、また1年を通してジャパンゴルフツアーを開催することが出来ましたが、何よりも心残りだったことは、すべての大会において、無制限にゴルフファンの皆さまをお迎えできなかったことです。


ファンの皆さま方に選手達の迫力あるプレーを間近でご覧いただき、そして声援が選手達に届き、それに選手達が最高のプレーで応えるという、トーナメントの醍醐味をそれぞれが感じることが出来なかったことが残念でなりませんでした。


しかしながら、少しでもファンの皆さまと繋がっていたい、選手達の活躍やメッセージを何とか伝えたいとの想いから、SNSを活用して積極的に発信をしてきました。
その中で、本当にたくさんのファンの皆さま方からの熱い想いやメッセージをいただき、あらためて、選手達の活躍が社会を元気にし、様々な方の活力になっていることを実感することができました。


我々JGTOでは、昨年から『Discover Your Green』と称した取り組みを始めており、ゴルフファンの皆さま方と選手達の繋がりはもちろんのこと、トーナメントに関係する方々、ゴルフに関係する方々などをはじめ、老若男女を問わず広く繋がり、また選手達と社会との繋がりを皆さんに広く知っていただきたいと思っています。
是非、私どものホームページやSNS等をご覧いただけると幸いです。


先般、今シーズンのトーナメント開催日程を発表いたしましたが、おかげさまを持ちまして開催調整中のトーナメントもあり、さらに試合数が増えることも期待されます。


今年こそ、たくさんのゴルフファンの皆さまにトーナメント会場にお越しいただき、そして大きな声援を送っていただき、その中で選手達が躍動する姿をお見せできることを願って止みません。

2023年のジャパンゴルフツアーに更なるご期待をいただきまして、引き続きご支援、ご声援をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


一般社団法人日本ゴルフツアー機構
会 長   青木 功

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