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選手会が高松宮妃癌研究基金に100万円を寄贈。小田孔明が寄贈式へ

ジャパンゴルフツアー選手会が、2022年度のチャリティ計画の一環として、公益財団法人高松宮妃癌研究基金(こうえきざいだんほうじん たかまつのみやひ がんけんきゅうききん)へ100万円を寄贈。


2月10日に、都内港区高輪の旧高松宮廷に置かれる「公益財団法人 高松宮妃癌研究基金」の事務所で行われた寄贈式に、ジャパンゴルフツアー選手会を代表して副会長の小田孔明(おだ・こうめい)が出席。

同基金の佐藤進・参与に目録を贈呈した。



ジャパンゴルフツアー選手会による同基金への寄贈は、1994年に癌の撲滅を掲げてスタートした選手会主導によるチャリティ大会「ガン撲滅基金 ゴルフ東西対抗」がきっかけ。


2000年からは、かねてより癌撲滅のための研究に力を注がれていた高松宮妃から賜杯をいただき、大会は2006年まで続いた。

その後も、同基金とジャパンゴルフツアー選手会との交流は続き、27回目を迎える今年は、リシャールミルジャパン基金より贈られた支援金を原資に行われ、これまでの寄贈合計は1億8289万8779円に到達した。


この日、地元福岡から“日帰り出張”で駆けつけた小田は、「チャリティ活動は継続していくことが大事だと思っています。27回目を迎えたこの活動は大変素晴らしいことであり、これからもずっと続けていきたい。いまも多くの地域で色々な災害や困難がありますが、これからも選手会とJGTOができる限り協力してチャリティを行っていきたいと思っています」などと思いを述べた。

また、2期目の選手会副会長として、「改めて、みんな同じ気持ちで前に向かって行こうよと、そういう形に持っていきたいと思っています」と、意気込みを語った。


本業ではプロ23年目を迎える。
「今年は9年ぶりの優勝が目標です」と、賞金王に就いた2014年以来のツアー通算9勝目を掲げた。