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BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 2023

海外で戦う星野陸也へ「また一緒にお話ができたらいいな」地元かさまキッズからのメッセージ

開催20回目の記念大会は、最終日のジュニアイベントも、特別バージョン。
1番ティでの出場選手とキッズの手つなぎ入場は、前日土曜日のスナッグゴルフ大会に出場した小学生が対象だが今年は、参加児童のきょうだいもOK!

そんなわけで、日本一曲げない男、稲森祐貴(いなもり・ゆうき)の行進時はよちよち歩きの子も連なり、右へ左へなかなか進めない。



「どうなることかと・・・w」。
どうにか記念撮影に間に合い、苦笑いでカメラに収まった。


最終組を担当してくれたのは、スナッグゴルフの全国大会をかけた前日の「茨城県地区予選会」を制した笠間市立友部小学校のみんな。

単独トップで出る金谷拓実(かなや・たくみ)が、入場前にキッズたちに興味津々だった。


「みんな疲れてない?大丈夫・・・?」。
本戦も2日連続で、サスペンデッドが続いただけに、つい親身になるなど、スタート前に楽しく交流。



一方で、大好きな地元プロと再会しそこね寂しがった子も。
北川根小学校の柴田愛未さんは、母校出身の先輩、星野陸也(ほしの・りくや)の大ファン。
しかし、今年から昨季賞金2位の資格で欧州のDPワールドツアーに参戦する星野は今週、ドイツの試合で決勝ラウンドを戦っており、今年の宍戸はお留守。


昨年大会は、選手会長の谷原秀人の発案で、星野が木下稜介と石川遼を連れてBMW車で柴田さんの自宅まで迎えに来て、宍戸で一緒にゴルフをする・・・というサプライズもあった。
「楽しかったなあ・・・」と、思い出にふける柴田さん。

再会は、来年までお預けだ。
そのかわり、この日、手をつないで歩いた香妻陣一朗(こうづま・じんいちろう)と楽しくお喋り。



昨年は、チーム優勝に貢献できなかったと悔しがっていた柴田さんだったが、今年は「24」のベストスコアで、団体3位の入賞に大貢献。

「24を出したの? 凄いじゃ~ん!」(香妻)とトッププロからの絶賛に、嬉しそうだった。


ゆくゆくは、柴田さんも海外のプロツアーで戦ってみたいという。
「またリクヤくんと会ってお話しができるといいな、と思います」。
ぜひ星野から、土産話が聞ける日が来るといい。


柴田さん(右)からリクヤくんへ。また宍戸で会おうね!