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長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント 2022

植竹勇太がコロナにリベンジ! 賞金1位の昨年覇者にも負けないぞ

馴染みのコースに今年は元気に帰ってこられた。
プロ6年目の植竹勇太(うえたけ・ゆうた)は、「去年出られなかった分だけよけいに頑張りたい」と、意気込んだ。


レギュラーツアーの出場権をつかんだ2019年から、今大会主催のセガサミーホールディングスに所属し、同社が運営するここ、ザ・ノースカントリーゴルフクラブも知り尽くす。


今年の冬季東京五輪で4メダルを獲得したスピードスケートの高木美帆さんと同じ、北海道の幕別町出身。

昨年も堂々と、地元ホストVを狙っていくつもりだったが、直前に出場した地元の地区オープン競技でコロナに感染。

40度を越える発熱で入院するなど重傷化し、やむなく欠場していた。


「リベンジじゃないですけど、今年は特に、頑張りたい気持ちが強い」と、気合いが入る。

昨年3月に結婚し、両家のご両親も揃って、大会は3年ぶりの有観客試合を楽しみにされているという。
「僕が予選通過する前提で、週末に応援に行く話しをしていた」といい、「絶対に決勝ラウンドに残らないと…」と、思いは加速。


まして昨年の今大会覇者で、今季賞金1位を走る比嘉一貴(ひが・かずき)は東北福祉大の同期で今も一番の練習仲間だ。

「昔から、カズキは本当に上手かった」と、かねてより一目置く存在だったが、今年6月のJGTOタイトル戦「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」で今季2勝を飾り、その資格で行った欧州ドイツの「BMWインターナショナル」から帰るとさらに磨きがかかっていた。


「本人には悔しくて言えませんけど、特にアイアンショットとアプローチ。また一段と、上手くなったんじゃないか」と、歯ぎしりする。

「このままではまだまだ勝てない」と、トレーニングや練習量をさらに増やすなど懸命に対抗中。
「同級生には負けたくない」。
まずは自身の初Vで、同級生の連覇を阻止だ。


本人には言いたくないけど…カズキ(右)は上手い!

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