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ダンロップフェニックストーナメント 2023

記念大会と同年生まれ。豪州のケネディと@杉浦さんとの意外なご縁

アマの杉浦さんを、もっとも近くから追うのは豪州のケネディ

日本ツアーは参戦13年目で、通算3勝のベテラン。
正確無比なショットと、プレー中に貫くポーカーフェイスに、サイボーグとも畏怖される。



風のゴルフは得意と自負し、この日も「67」でまとめて、4差の2位。
じわりと詰め寄り「私はタフなコンディションが好き。明日も風が吹いて欲しい」と、にやりとした。


本大会は、英のルーク・ドナルドが連覇を達成した2013年に、共に最終日最終組を経験。最後は11差もつけられたが、大会自己最高の6位の成績は残した。

ちなみに、2016年も6位につけたが、その年もまた、優勝のケプカと11差。
何かと思い出の試合は、9回出て予選落ちはゼロ。

相性は悪くない。


4打差で追うアマの杉浦さんとも実はご縁があって、2018年のカシオワールドオープン最終日にも一緒に回っているし、同年にナショナルチームで彼が豪州に遠征した際にも、一緒に食事をしたことがあるのだそうだ。


「2018年ということは、彼はまだ高校生。いまは素晴らしいプレーヤーに成長していますから、明日一緒にプレーするのが楽しみ」と、再戦を心待ちにする。


さらに見逃せないのは、今年50回を迎える本大会と、誕生年が一緒なこと。
「僕も74年生まれなんです。何かすごくご縁を感じますし、過去の優勝者もレジェンドばかり。コースも大好きですし、明日も良いプレーが出来る予感がします」と、ポーカーフェイスの口角が上がった。