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マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント 2012

石川遼は7位に後退

やっぱりこの日3日目も、「納得できないショットが多かった」。自分への不満を募らせながらのラウンドは、「最後にツケが回ってきた」。
18番、525ヤードのパー5は最短ルートを選べば、池越えのイーグル獲りも可能なスリリングなホールで、まず石川はティショットを右のバンカーに入れた。

ピンまで230ヤードは、迷わずスプーンを握った。
「宮本さんと、キョンテと明日は最終組、というのがプラン」。
そのためにも平凡に、パーで終わるのなどありえない。
最低でもバーディか、それ以上を望んだ石川だったが、バンカーからの2打目は落ち際で木の枝にはたかれて、池のふちのラフに潜り込んだ。

しかも、「乾いた芝の上ではなくて、ボールが四分の一ほど“ぬかって”いるような状態」。
再びのピンチも、赤線で囲われたエリアはラテラルウォーターハザードの処置を選択して、打ち直しの4打目とする方法もあったが、石川にはやっぱりその頭はなかった。

左足の靴と靴下を脱いで、片足だけを池に入れて打った3打目。
「もっと鋭角に入れて、トップ目にいかないといけなかった」と悔やんだ。
激しく水しぶきはたったが、83ヤード先のグリーンを捕らえることは、とうてい出来ずに、ボールは完全に池に沈んだ。
「自分が考えていたよりも、難しい状況だったのかもしれない」と、5オン2パットのダブルボギーに唇を噛んだ。

首位の金庚泰(キムキョンテ)はやはり18番で、こちらはティショットを右側の池に打ち込んで、ボギーの締めくくりも差は4つ。
これをどう捕らえるか。
「自分がああいう上がり方だったので。今はちょっと考えられない」。
気持ちに整理をつけて、最終日を迎えたい。

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