Tournament article

ダンロップフェニックストーナメント 2012

薗田峻輔は「置いてきぼりにならないように」

首位を走るルークは、11番で3オン1パットのボギーも、薗田は5メートルのバーディチャンスで差を縮める絶好のチャンスも、3パットの連続ボギーが痛い。

ルークは確かに、常に淡々としているし、ショットの安定感ははたで見ている薗田もひしひしと感じた。
「パッティングの距離感もやばい。スコアを崩す気配もない」と、驚異を感じた。
それでも、この日は「ティショットが左に行きがちだったのかな」。

欧米のWキングも、ほんのちょっぴり隙を見せた1日だっただけに、差を縮められなかったのも、少々痛い。
「お互い今日は、パープレーで4打差」。
それでも18番は、最後のパー5で平凡なパーに終わったルークに対して、薗田は左のバンカーから1メートルに寄せるバーディ獲りで、それ以上差を広げずに済んだ、とも言える。

「行けるか、うん」と、自分に言い聞かせた。
「十分、届く可能性ありだよね」と、持ち前のプラス思考を覗かせた。
もしも世界ランク3位を倒して、ツアー通算2勝目を達成出来たら…。

「やばいよね、ぞくぞくしちゃう」と、どんどんその気に。
同じ2位タイには豪州のブレンダン・ジョーンズが並ぶ。「BJもBJですし」と、これまた強敵には違いない。
「その中で、置いてきぼりにならないように。自分もガツガツと上がっていけるように、アグレッシブにプレーしたい」と、やる気満々だ。



関連記事