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中日クラウンズ 2012

野仲茂が63をマーク

大会3日目は「和合にしては、天気が穏やか」。穏やかな晴れ模様は風も止み、「その中でうまくプレーが出来ました」と、大満足の7アンダーは、3番や4番、左バンカーからの1メートル強や、14番でもアプローチで2メートルもショートしたパーパットもしのいで、ボギーなしで上がって来られたことも嬉しい。

スタートから連続バーディを奪うと、「そのあとは非常に順調にプレーが出来ました」。
特にティショットが安定しており、懸念なくピンを狙っていけたことで爆発的なスコアにつながった。
17番のパー3では、「もう少しでクラウン!!」と、飛び上がった。
トヨタの高級車「クラウン アスリート プレミアムエディション」は惜しくも逃したが、あわやホールインワンのスーパーショットも飛び出した。

一昨年の関西オープンで悲願のツアー初優勝を上げており、2年間の出場権をもっていたことで救われたが、昨年は77位で賞金ランキングによるシード権獲りに失敗。
それだけに「今年は早いうちに決めて後半はのびのびとプレーがしたい」と切実だ。

「名門と呼ばれるコースが得意。広々としているより、フェアウェイが狭く、グリーンが小さくて、といったコースのほうが、自分に向いていると思う」。そういう意味でも和合との相性は悪くない。

ムービングサタデーのビッグスコアで、一気に4位に浮上。優勝さえ狙える位置まで上がってきたが「上を見ず、下を見ずにいつもどおりにプレーしたい」。
いよいよ最終日こそ、無欲で歩く。

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