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TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙 2012

最終日は波乱の中で、スナッグ・キッズが大活躍

3日目に続いて、最終日も朝から雨模様。雷雲はあっという間にこの日も涼仙ゴルフ倶楽部の上空に接近して居座った。競技中断のサイレンが鳴ったのは、ちょうど9組目がスタートする直前。
選手と“スナッグ・キッズ”たちが、ちょうど裏の練習グリーンから、手をつないで一緒にティグラウンドまで行進する「キッズエスコート」が行われることになっていたのもこの組からだった。

真っ黒な雨雲の下で、胸を高鳴らせていた子供たちの表情も、たちまち曇った。
中断は2時間12分も続いて、「もしかしたら、このまま最終ラウンドも中止になるかもしれない」。
そうなると、当然「キッズエスコート」も中止だ。

お友達と不安な面持ちで、最新のアナウンスを待った。

今大会主催のトーシンは地域貢献活動の一環として、第1回の一昨年から地元「津市」と「いなべ市」にスナッグゴルフの寄贈を行ってきた。
先月の8月18には、「第2回津市スナッグゴルフ大会TOSHINカップ」を開催。

今週もいつもスナッグゴルフで頑張っている子供たちに、夢の時間をプレゼントしようとせっかく招待したのにと、大人たちも何度も空を見上げてヤキモキしたものだが、無事子供たちの笑顔を見ることが出来た。

12時40分の競技再開で、やっと憧れのプロと手をつなげた子供たちの表情の、晴れやかなこと!!

また、「第2回津市スナッグゴルフ大会TOSHINカップ」で総合優勝を飾った津市立大三小学校6年生の栗谷富有雅くんは、表彰式にも参加して大会主催のトーシンの石田信文・代表取締役社長から、改めて優勝トロフィーを受け取った。

競技中断と、プレーオフ4ホールの激闘とで、すっかり真っ暗闇の中で、チャンピオンの呉阿順(ゴアジュン)と並んでギャラリーの拍手を浴びるなんて!!
こんな経験、誰にも出来るわけじゃない。波乱の最終日は、子供たちにとっても一生忘れられない思い出になった。


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