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フジサンケイクラシック 2012

プラヤド・マークセンが単独首位に

賞金シードの中では最年長の46歳が、この日も公約どおりに、68で回ってきた。「途中で雨が降ってきたときにもバーディチャンスがあったんですが、うまくストローク出来なかったのが残念でした」と、悔しがるが「今日の3アンダーにはとても満足しています」。

ここ富士桜では、毎日欲張らずに「1日2か3アンダーで回る」と決めている。
初日は68、2日目は69。
着実にノルマを達成して、いよいよ2打差の単独首位に立った。

一番新しい優勝は、初優勝から年間3勝を達成した2008年。3勝目となったダンロップフェニックスでは身長162センチの小さな巨人が、南アフリカのアーニー・エルスら世界の強豪を、次々となぎ倒す様子が痛快だった。

それから4年間、見放された勝ち星も「明日は優勝、というのではなく、明日もスコアを3つ4つ伸ばして終わってみて優勝だったら、凄く良いですね」。
今も日本とアジアンツアーを掛け持つ鉄人は、最終日こそプランどおりに栄光をつかむ。

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