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長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント 2023

クウェイル=長嶋茂雄賞100万円、木下=ベストバズり賞。今年もやる気が高まる仕掛けで一杯

豪州のアンソニー・クウェイルは、7差の8位タイから出て1番からバーディ、バーディ、そして3番では118ヤードを直接入れるショットインイーグルを達成。

一度は首位に1差に迫る「64」を記録した。



最終日のベストスコアとなる8アンダーで片岡と並ぶ2位タイ。
日本ツアーの初優勝には届かなかったが、受賞にふさわしい猛追だ。


4日間で奪ったバーディ以上のスコアをポイント換算して決定する「長嶋茂雄賞100万円」の獲得は、大会ホストをつとめるミスターからもっともアグレッシブなプレーを見せた選手へのご褒美である。


「もちろん長嶋さんのことは知っていますよ。とても光栄です」と、大喜びした。

2018年から日本ツアーを主戦場とするクウェイルにとって、本大会会場のザ・ノースカントリーゴルフクラブはもっともお気に入りのコースのひとつ。

その理由もまさに、「アグレッシブにプレーができるコースだから」。


北海道も大好きだ。
「海鮮がおいしいし、今では刺身も大好物。昨日はスープカレーも食べましたよ!」と、地元グルメも完全制覇。
あとは、大会初制覇をキメるのみだ。



クウェイルが「長嶋茂雄賞」を受賞したほか、河本力(かわもと・りき)が、4日間平均320.89ヤードを記録して、ドライビングディスタンス賞100万円を獲得した。


また、決勝ラウンドの17、18番でのイーグル賞として、北海道出身の片岡尚之(かたおか・なおゆき)ら、7人がそれぞれ賞金100万円を分け合った。


そのうち木下稜介(きのした・りょうすけ)は期間中に大会に関するSNS配信でもっとも多い988個の「いいね」を獲得し、「ベストバズり賞30万円」もゲット。

大会は9位の成績を残した上に、コース外での活動にも高い評価が贈られた。


4年ぶりに観客数を設けない形でのフル開催が実現した今年は、名物の16番パー3が音楽やマイクパフォーマンスで賑やかな“DJホール”に変身するなど、主催者の工夫とアイディアで、選手たちのスリルとやる気も急上昇。

ミスターの冠大会は、選手のモチベーションを上げてくださる仕掛けで毎年、溢れている。



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