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東建ホームメイトカップ 2023

リョウの快挙で人生一変、10年目の初シード=小西貴紀

昨年の賞金ランキング62位でトップ65に滑り込んだ。
31歳の小西貴紀(こにし・たかのり)は、今季12人中12人目の初シード選手。



QT8位から挑んだ昨季、夏の「Sansan KBCオーガスタ」で4位など、トップ10入り4回。
リカバリー率5位と、粘り強いゴルフでプロ10年目のレギュラー昇格を果たした。


9歳からゴルフを始め、ジュニアの試合で優勝経験もあったが、中学進学後に一度ゴルフを離れていた小西を引き戻したのが同い年の快挙だった。

2007年の「マンシングウェアオープンKSBカップ」で、最年少アマVを達成した石川遼とは小学時代に優勝を争った間柄。

すぐに「リョウだ」と気がついた。


衝撃と同時に「自分もリョウみたいに」とゴルフ熱が再燃。千葉県下のゴルフ場に入社し、3年かけて2012年のプロテストに合格を果たした。


ツアーに出場できるまでさらに7年要したが、2018年「マイナビABCチャンピオンシップ」の最終日に石川と同組で再会を喜び合うなど、存在を励みに這い上がってきた。

時々、時間の経過も忘れるほどの練習の虫。
今年こそ、リョウとの距離を一気に縮める1年にする。


■ジャパンゴルフツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」

3月30日ー4月2日  三重県 東建多度カントリー倶楽部・名古屋(7062yard・par71)

出場選手

チケット

交通アクセス

テレビ中継予定
・4月1日 16:00ー17:15(第3ラウンド)テレビ東京系列6局他
・4月2日 16:00ー17:15(最終ラウンド)テレビ東京系列6局他 
※放送時間帯は各テレビ局により異なります。


※今季初シード選手一覧

岩崎亜久竜(2022年賞金ランキング3位)
桂川有人(同5位)
河本力(同9位)
大西魁斗(同13位)
長野泰雅(同30位)
ジャスティン・デロスサントス(同32位)
鍋谷太一(同45位)
勝俣陵(同54位)
田村光正(同55位)
平田憲聖(同58位)
吉田泰基(同61位)
小西貴紀(同62位)

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