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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 2023

主催試合で選手会長・谷原秀人が2人のタイガに挟まれ戦々恐々「もう大必死」と4位タイでV争い

選手会長が、主催試合で2人の若いタイガに挟まれがっくりだ。

同組の20歳、長野泰雅(ながの・たいが)が最多タイの12アンダーで回れば、22歳の蝉川泰果(せみかわ・たいが)は8アンダーの「64」。

44歳の谷原秀人(たにはら・ひでと)も7アンダーの「65」を出したが、すっかりかすむ2人のビッグスコア。
「一番悪いわ…」と、苦笑し「飛距離も50ヤードは抜かれるしさ…」と、ため息が出た。


「俺もタイガに名前変えるわ」。
「どっちのタイガにするんですか?」と、嬉々と聞き返したのは蝉川。


「僕は安泰の泰ですよ!」と、アピールされたが、「じゃあ…1文字ずつもらおうかな」と冗談を言いながら、自身も4位タイに浮上。

「引っ張ってないですよ。もう大必死」と言いながら、積み重ねた後半2番からの6連続バーディは伊達じゃない。


「2人が凄かったから。曲がらないしね。良い位置につくし、ほんと美しい。すごいな~って。ギャラリーしてました」と外野を装いながら、5~6メートルのチャンスを逃さない。


得意のパットが火を噴いた。

「痛いとこだらけ。歳を感じる」と言いながら、3人1組で計27アンダーの大量アンダーにしっかり貢献。

44歳なりに盛り上げる。


選手会の主催大会は3年目を迎え、今年も役員リストの一番上で「大会会長」の肩書を背負う。
「サトウ食品」の佐藤元・社長はこの日、ABEMAの中継ブースで「3年やらせていただいて、もっと長くやりたいな、といま強く思っています」と、大会への思いを話されていた。

「嬉しいですね」と、微笑み、「ギャラリーに対しても、広告に対しても、スポンサーもそうだし、選手もそうだし、ファンにもそう。全部がウィンウィンじゃないとダメ。みんなが良かったな、と思える大会が作れれば良いですね」と選手会長も、この先を見据えた。

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