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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI 2023

4打差2位Tの薗田峻輔が逆転優勝へ手応え

「一瞬、ザワつかせることができたのになぁ」。

ホールアウト後に悔しさを滲ませたのは薗田峻輔だ。この日は1アンダー25位タイからスタートし、前半(インコース)を6バーディ、ノーボギーでラウンド。一気に優勝戦線に名乗りをあげた。

ただ、難しいアウトコースでは風が強まったこともあり、なかなか思うようにスコアを伸ばせず、8番、9番ホールではボギー、ダボと最悪のあがりにしてしまった。

 

「アウトコースは難しいからしょうがないかなと思いますけど、最後のダボはダメですよね。ただ、昨日も今日ほどのバーディ数ではなかったですが、パーオンが15回で、ずっとバーディパットを外しているようなゴルフでした。ポジティブに言えば危なげない感じで、ネガティブに言えばもったいない内容だったんですが、それが今日の前半は噛み合った感じですね」。


今シーズンは『i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘』では最終日に追い上げて5位タイフィニッシュ。ようやくやりたいこと(ショット)ができるようになってきたと、久々に自身のゴルフに手応えを感じている。確かに今日の最終ホールのダボは痛いが、今の薗田にはそれをもプラス要素に変えてしまいそうな雰囲気さえある。

4打差を追いかける明日の最終日、10年ぶりの優勝の美酒を味わえるのか注目したい。