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アジアパシフィックオープンゴルフ選手権競技キリンオープン 2000

「初日はどうなるかなと思って帰り支度までしたけど、ホッとしました」宮里優作君

一度目の中断時。東北福祉大学2年・宮里優作君(=写真右)の再開ホールは、16番パー4から。右ラフに打ちこんだティショットは木が邪魔に。フェードボールでグリーンを狙ったが、曲がりが大きすぎてバンカーへ。寄せきれずボギー。中断前の前ホールをバーディとしていただけに、このミスを悔やんだ。
「1時間ほどの中断の間に、体がなまっちゃいました。こんなんじゃまだまだダメ。三流だな…」(宮里君)。それでも、2日目、3日目は70、69のアンダーパーをマーク。通算6オーバーで昨年を上回る29位タイに入り、昨年の大会からさらに、成長のあとを見せた。
「先週16日まで、スペインに遠征していたんです。アジア代表と、ヨーロッパ代表の対抗戦のボナラックカップという大会に出場しました。チームは負けてしまったけど、そこで戦ったことで、他の選手のショットやスコアが気にならなくなり、目の前の1打に集中できるようになりました」
宮里君のプレースタイルは「ショットメーカー」。将来が楽しみな、大型アマチュアだ。

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