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三井住友VISA太平洋マスターズ 2022

新ホストプロはプロ30年目。深堀圭一郎「実力と迫力はウソじゃない」50回大会を全力アピール

おニューのヘッドカバーに、ベテランホストプロのテンションも爆上がりだ。

先月9日に誕生日を迎えたばかりだが、54歳にはとても見えない。

シニアと、レギュラーを掛け持つプロ30年目の深堀圭一郎(ふかぼり・けいいちろう)は、開幕前日のプロアマ戦で回った藤田さいきプロも巻き込み、ほのぼの“3ショット”。



深堀が大事そうに抱える黄緑色のゆるキャラは、南カリフォルニア生まれのビーバーで、三井住友VISAカードを使えば貯まる「Vポイント」の公式キャラクター“ビバすけくん”。

「今週、いただいたばかり」というヘッドカバーを兼ねたぬいぐるみをさっそくバッグに入れて、初お披露目した。


同社と深堀とのおつきあいはもう10数年となるが、大会の50周年記念に合わせて今夏、ついにスポンサー契約を締結。

今年は、ホストプロとして記念大会を盛り上げることになった。


ツアー通算8勝。2003年は「日本オープン」を制するなど実績もさることながら、今も根強い人気は甘いマスクとソフトな人柄と、行き届いたホスピタリティだ。

これまでにも同社の会員向けイベントなどでお手伝いをしてきたが、懇切丁寧なレッスンの評判はうなぎのぼり。

ますますファンを増やしている。


今はシニアツアーに比重を置いており、レギュラーツアーはこれが4試合目だが、今年は火曜日の前夜祭が久しぶりに神奈川県の「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」で復活するなど、深堀もおもてなしに奔走。

「今日のプロアマ戦と、昨日の前夜祭がまずは僕のメインです」と、笑い「明日の本戦もなんとか頑張ります」と今度は、昨年の今大会以来となる決勝進出をかけて一生懸命だ。


大会が50回を迎えるにあたり、ベテランのプロ目線で「少しアドバイスもさせていただいた」という。

大会3勝のレジェンドが新たにテレビ解説に加わることになったのも、中継局のTBSさんが意見を取り入れてくださったから。

1985年、2002年、2006年大会を制した中嶋常幸は、「大会の歴史をご存じだし、マスターズの解説もされたりしている。今まで以上に説得力と厚みを持って、試合の面白さが伝わるのではないでしょうか」と、深堀が力説。
今年の解説陣に加わることになったという経緯があるそうだ。


「ご家族だとけっこうな金額がかかりますが、無料だと気軽に来ていただける」と、4日間とも観戦無料の大会宣伝にも一生懸命。

「選手たちが御殿場コースをどう攻めるのか。見ていただければ今の男子ゴルフの実力と迫力がウソじゃないと分かっていただけると思います。ぜひ会場にいらしてください」と、全力アピールしていた。

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