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今週、マスターズ!!

8日(木)に米ジョージア州オーガスタナショナルGCで開幕するマスターズトーナメントに、丸山茂樹と伊沢利光、トッド・ハミルトンと張連偉の4人のジャパンゴルフツアープレーヤーが参戦する。

いずれは米ツアーで戦うことを目標に、昨年までの12年間を日本ツアーで過ごした ハミルトン。今年、デビューから17年にしてやっとの思いで母国ツアーでの出場権を手に入れて、“38歳のルーキー”として転戦を始めた矢先、6試合目にしてつかんだビッグドリームだった。3月の『ホンダクラシック』で、デービス・ラブIII を下してツアー初優勝。前週までの賞金ランキング16位、世界ゴルフランキングも堂々40位での初のオーガスタ入りに、夢も膨らむ。

張が世界ランカーのアーニー・エルスを退けて、欧州ツアー初の中国人チャンピオンに輝いたのは昨年1月のことだった。シンガポールで行われた『カルテックスマスターズ』の最終日、最終ホールのバーディで勝利を決定づけた張は、その後も日本・欧州両ツアーをまたにかけて戦いを続け、日本ツアーでは未勝利ながら2年連続のシード権も獲得している。そんな張にオーガスタからの招待状が届いたのは先月 17日のことだった。今回の初切符はマスターズ委員会から、“世界に通用する中国人プレーヤー”として大きな評価を受けたものとみられる。

※今年のマスターズトーナメントには、日本ゴルフツアー機構のシニアディレクター・山中博史も、競技委員として参加します。山中のマスターズへの参加は今年で3回目。「現地でも、少しは顔なじみになってきたのかな、と感じております。今年も精一杯に頑張ります!」(山中)。

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