沖縄県の北中城村出身。家族や親せきにゴルフ好きが多く、物心つくころにはプラスチックのクラブで遊んでいた。５歳ころにレッスンを受けるようになり、小学校の時には競技で好成績を収めて全国大会に出場。プロゴルファーになる夢を持つ。興南高校時代にはツアー４勝の泉川ピートに教わり、大学は沖縄を離れて大阪学院に進んだ。　大学４年の時にはＱＴを受けず、卒業後は兵庫県のゴルフ場でキャディのアルバイトをしながら練習に励む。2022年にＱＴ初出場するがファーストで敗退。翌23年は２月に腰のヘルニアを患ってしばらくゴルフができない状態だった。治療に励んで何とかＱＴには間に合うとトントン拍子にファイナルまで勝ち進む。本人いわく「ケガの功名でスイングの悪いクセがなくなった」ことが進撃の要因だ。今季は「何があってもゴルフを楽しむ」という自らの信条を心に誓って初めてのツアープロ生活に挑戦する。