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サン・クロレラ クラシック 2012

タイ出身のキラデク・アフィバーンラトは「楽しい1日になりそうです」

まだスタートもしないうちから汗が噴き出す。100キロを超える体躯から、ほとばしる。「北海道はもっと涼しいはずなのに・・・熱いですね」とタオルで拭き拭き、プレーでも熱く燃えた。

6番でイーグルを奪った。230ヤードの第2打を、3番アイアンで2.5メートルにぴたりとつけた。「アイアンが非常に良かった」。
課題のパッティングも回復した。
スタート前の練習で、キャディが教えてくれた。
「ボールをもう少し左に置いて、ちょっと気合いを入れて構えてみたら?」。今までずっと右に打ち出していたミスがなくなった。

最終18番は、15メートルものバーディトライもねじ込んで、首位と1打差に「ビッグチャンス」と目が輝く。
首位の塚田とは、「ディナーや飲み会。ヨシがタイに来たときも、よく一緒に遊びに行くんだ」と、気心の知れた仲だ。
「明日はベストフレンドと、楽しい1日になりそうですね」。
大親友とツアー初優勝を競い合う。

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