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東建ホームメイトカップ 2024

恩人と足並み揃えて昇進だ。杉山知靖「感動をお届けできますように」

昇進の春。
恩人らと足並み合わせて、開幕戦でさらなる躍進を誓った。

プロ10年目。来月に31歳の誕生日を控えた杉山知靖(すぎやま・ともやす)が、初日「65」で好発進を果たした。



2年前の初日は首位タイ。最終日に8位と好スタートを切っている。
「おとどしのオフも早めに調整したことを思い出しまして・・・」。始動を早めて、奏功した。


親友の稲森佑貴(いなもり・ゆうき)や時松隆光(ときまつ・りゅこう)と恒例の鹿児島合宿も例年より早めに。
回数も増やして調整に励んだことが、開幕初日の好ダッシュにつながったと効果を実感している。


練習コースの母体の中央日本土地建物グループと所属契約を結んでから9年目。

春の人事異動で、当時から世話になる方々が、役職に就かれたりとお祝いにムードに包まれているという。


「僕がプロになる前に入った時はその方々もまだ課長補佐とか、副支配人とかだったのが、支配人、グリーンキーパー、キャディマスターとかになったり。僕がプロとしてのキャリアを積み上げていくのと同じように、所属先の方々のキャリアも上がっていて。いま凄く良いチームになっていて、僕も気持ちが明るくなっています」と、例年以上にめでたい開幕。


「今年も1打1打に集中し、応援していただいている方々に好結果で感動をお届けできますように」。

21年の「ブリヂストンオープン」に次ぐ2勝目を追い求めてキャリアアップを続ける。

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