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ウッドワンオープン広島ゴルフトーナメント 2007

ディフェンディングチャンピオンは連覇と、2週前のリベンジと

先週のUBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズの最終日。ボギーなしのベストスコア65をマークして4位タイに浮上した平塚哲二が、ホールアウトするなり言った。
「今日は、先週の仕返しやと思ってやってました」。

その前週のミズノオープンよみうりクラシックだった。
全英オープンの出場権を決めるこの大会で、日本予選ランクで逆転してランク2位に食い込むか、資格が与えられる大会の上位4人につけて、メジャー切符を手に入れる気で満々だった。

しかし、最終日は全組スタートしたものの、濃霧のため競技中止。
3日目までの順位で出場権が決定することとなり、「ブルーです。とても落ち込んでます」と、もっとも悔しさをあらわにした選手のひとりが平塚だった。

「そのリベンジとばかりに今日はプレーした」と、打ち明けた。

もちろん、引き続き今週も気合が入っている。
昨年は当時の賞金ランク上位3人のデッドヒート。
1位の片山と、2位のS・K・ホの追撃をかわし、3位につけていた平塚がツアー通算3勝目をあげたのだ。

先週の勢いに乗って、今年もちろん狙いたいのは大会連覇。
平塚が2週前の鬱憤を晴らし、「大好きな八本松」で2度微笑むか。

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